折田クリニック初診受付

内科・胃腸内科・外科
折田クリニック
〒729-6215
広島県三次市江田川之内町1363-1

TEL: 0824-65-3131

星状神経節ブロックの治療を受けられる方へ 

初診の流れ

星状神経節ブロックとは 

自律神経が集まっている場所が (図右) 星状神経節です。
 注射をして自律神経が失調しているのを元に戻す治療法です。 

1週間に1回(月に4回) それ以上になると保険が効きません。
治療前後の制限は何もありません。 
飲食も労働も日常と変わらないように過ごしてください。 
治療開始時(注射をする時) 肩に枕を入れて首を反らします。 
同時に眼を開けてまばたきして下さい。
つばを飲み込まない様にして動かない事。
注射後、直後と15分後、30分後、1時間後に血圧を測定します。 
異常がなくば帰宅。
手に麻痺が出現した時は運転等、危険なので当院で暫く様子を見て帰宅して下さい。 

治療中 注射した側 

・眼球結膜 (白眼) の充血
・眼瞼(まぶた)下垂
・鼻づまり
・縮瞳 (黒眼が小さくなり物が見えにくい) 

個人差があると思われますが 
・一時的に声がかれる 
(その際、1時間位絶飲食とする。理由は誤嚥を避ける為) 
・皮膚温上昇 
・上肢、顔面などの充血 
・注射した側の手がしびれたり上に上がる事が出来ない (力が入らない) 

上記副作用が、まれにおきる可能性があると思いますが 
概ね40~50分で消失します。 長ければ3時間から半日かかる事もありますが必ず治ります。 

星状神経節ブロック療法の適応 (「ペインクリニック診断・治療ガイド」 第2版より) 

全身 

風邪とその予防、自律神経失調症、本能性高・低血圧症、甲状腺機能低亢進・低下症、拒食症、
過食症、
起立性調節障害、乗り物 酔い、立ちくらみ、パニック障害、不眠症、過眠症、
脳卒中後痛 脳卒中後片麻痺、関節リウマチ、術後合併症、多発性硬化症、ベーチェット病、
シェーグレン症候群、重症筋無力症、痛風、伝染性単核球症、慢性疲労症候群、
反射性交感神経性萎縮症、カウザルギー、幻肢痛、断端痛、癌、糖尿 病、冷え性、肥満症、
低体温症、再生不良性貧血、
骨粗鬆症、吃逆、化学物質過敏症 


皮膚科 

全身多汗症、掌蹠多汗症、乏汗症、ざ瘡、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、全身性白癬症、足白癬、
爪白癬、皮膚掻痒症、脂漏性皮膚炎、掌蹠膿胞症、帯状疱疹、単純疱疹、天疱疹、ケロイド、脱毛症、
凍傷、爪甲剥離症、爪甲軟化症、
爪甲縦裂症、爪囲炎、腋臭症、進行性指掌角化症、あかぎれ 


頭部 

片頭痛、緊張型頭痛 頚性頭痛 群発頭痛、側頭動脈炎、脳血管攣縮、脳血栓、脳梗塞 


眼科 

網膜血管閉塞症、網膜色素変性症、中心性網膜症、ぶどう膜炎、類嚢胞黄斑浮腫、角膜ヘルペス、
角膜潰瘍、緑内障、アレルギー性結膜炎、瞳孔緊張症、飛蚊症、眼精疲労、ドライアイ、VDT症候群、屈折異常


耳鼻科 

アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎、鼻茸症、慢性副鼻腔炎、急性副鼻腔炎 術後性上顎囊胞、
突発性難聴、浸出性中耳炎、メニエール病、良性発作性頭位眩暈、鼻閉、扁桃炎、耳鳴、
咽喉頭異常感症、嗅覚障害、いびき、睡眠時無呼吸症候群


口腔 

抜糸後痛、舌痛症、口内炎、舌炎、歯肉炎、口唇炎、歯ぎしり口内乾燥症


頸肩上肢 

上肢血行障害 (レイノー病、レイノー症候群、急性動脈閉塞症、バージ ャー病)、肩手症候群、頚肩腕症候群、
椎間板ヘルニア、外傷性頚部症候群、胸郭出口症候群、肩関節周囲炎、
乳房切断後症候群、テニス肘、
腱鞘炎、頚椎炎、ガングリオン、腕神経 ニューロパチー (外傷性、術後)、関節炎、肩こり、
ヘベルデン結節痛

 

循環器 

心筋梗塞、狭心症、洞性頻脈、神経循環無力症


呼吸器 

慢性気管支炎、肺栓塞、肺水腫、肺気腫、過換気症候群、気管支喘息、自然気胸


消化器 

過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、胃炎、肝炎、クローン病、消化性潰瘍、逆流性食道炎、
胆道ジスキネジー、便秘、下痢、腹部緊満症、ダンピング症候群、痔核、裂肛 


産婦人科 

月経異常、月経前緊張症、月経困難症、子宮内膜症、更年期障害、子宮摘出後自律神経失調症、尿失禁、膀胱炎、女性不妊、妊娠悪阻、膣痙 


泌尿器科 

神経性頻尿、インポテンス、尿失禁、夜尿症、腎盂腎炎、ネフローゼ症候群、IgA腎症、嚢胞腎、遊走腎、前立腺肥大症、前立腺 症、男性不妊


腰下肢 

腰下肢痛、膝関節痛、肢端紅痛症、肢端紫藍症、鶏眼、下肢静脈瘤こむら返り、バージャー病、閉塞性動脈硬化症